①診療はどこでも受けることができるのでしょうか?

A. 基本的には診療行為が行えるだけのスペースや清潔さが保たれている場所であれば可能ですが、雨天や強風の場合には屋外での診療は安全ではないのでお断りすることがあります。また、車でアクセスしづらい場所でのご希望には添えないことがあります、ご了承ください。

②往診可能なエリアはどこでしょうか?

A. 現在では、原則として横浜市南区・中区・西区・保土ケ谷区・磯子区付近に対応させていただいております。

将来的には対応エリアの拡大を行う予定です。

②往診してもらわず、診療所で受けることはできるのでしょうか?

A. 当院には診療所はございません。しかしながら、管理者の事務所にお越しいただけるのであれば交通費なしで診療可能です。事前のお申し込みの段階でその旨をお伝えいただければ対応致します。

③管理者は男性医師とのことですが、女性なので不安です。

A. 身体診察において胸部や腹部の聴診・触診を行ったり、心電図の電極を胸部に装着する際には衣服を一部露出させていただくことがあります、どうぞごご容赦ください。

診療の様子について、患者さんのご意志で動画や録音の記録を取っていただいても全く問題ありません

女性職員が同行可能となることもありますが、不可能のことがありますので、不安を感じるようでしたらご遠慮いただいた方がよろしいかもしれません。

④お支払いにはどのような方法がありますか?

A. 診療の当日に現金、もしくはPaypayでのお支払いをお願いしております。領収証を紙でお渡し致します。

⑤診療録の保管や個人情報の管理は問題ないのでしょうか?

A. 診療録は全て電子帳簿で作成し、安全性の高いDropboxのクラウドサービスで保存しますのでご心配なさらなくても大丈夫です。

⑥山岳レースの救護では、具体的にはどのような診療が提供されるのでしょうか?

A. 山岳レース救護では以下のような備品を現在揃えております。

・医療機関用のモニター機器(血圧、心電図、SpO2、呼吸数)

・細胞外液補充用の点滴製剤

・各種循環作動薬(血圧を上げる、脈拍を上げる、など)

・心肺蘇生用の機材と薬剤(バッグバルブマスク、アドレナリン)

・気管支喘息発作用の吸入薬

・外傷に対する応急処置の機材:捻挫や骨折に対する固定具、キズの処置と縫合キット、気胸に対する脱気用の穿刺針とフィルム、頸椎カラー、骨盤安定のための固定具など

・ハチ外傷対策:ポイズンリムーバー、アドレナリン、抗ヒスタミン薬、局所麻酔薬

・アイシング用の氷や保冷剤

・各症状緩和薬:鎮痛薬、吐瀉薬、胃薬など

これらを用いながら、心肺蘇生行為や止血・創傷処置・点滴治療と投薬、必要に応じて高度医療機関への引継ぎ(同行も可)も行います。

※エイド間のトレイル中での対応については、必要と思われるより簡素な資材をかついで現場に急行して対応します。その場合の主な状態としては、ハチ刺されによるアナフィラキシー、緊張性気胸、下肢の捻挫や骨折、心停止や高エネルギー外傷(滑落、クマ外傷)などを想定して対応します。