「なんとなく食欲がない。症状的にはカゼっぽいからお腹のカゼだとは思うけど全く食べられない。点滴してほしいけど、救急外来を受診するのもだるい。」
「調子良くないんだけど、救急外来で数時間も待たされるのは嫌だし、病院の職員にこんな症状で迷惑をかけるのも気が引ける。」
「山奥や人里離れたところに行きたい。万が一のことがあったときにすぐに対応してくれるサービスがあったらいいのに。」
こんなお悩みをお持ちになったことはありませんか?
そんな時には、往診救急サービスがお力になります。現在展開中の事業は以下の2つです。

<1.往診救急診療>
往診救急は、患者さんのご自宅やどこか安全の確保できるご指定の場所まで往診させていただき、問診・診察を経たうえで必要な点滴療法や処置、必要に応じて医療機関への引継ぎのための診療情報提供書作成を行うサービスです。
往診でのその場の治療で解決できるものであればその場で終了となります。また、往診では十分対応できない場合には診療情報提供書の作成と高度医療機関への紹介を行い、緊急性が高い場合には高度医療機関の救急外来へ受診していただくことになります。
救急車の要請台数が増加の一途を遂げていて、夜間・休日の夜間外来を受診する患者さんは待合室に入りきらないこともしょっちゅうとなっている昨今。
ただでさえ具合が悪いところを頑張って病院に到着しても、救急外来であってもすぐに診療してもらえるわけではなく、1-2時間その場で待たなければならないこともあります。
「非常に高度な検査や治療を受けるまでではなさそうだけど、しんどいから自宅の近くで診てほしい」
そんなニーズにお応えします。

<2.山岳レースや山中・過疎地域での活動での応急救護対応>
トレイルランニングレースや登山・ハイキング、人里離れた地域でのマラソン大会、運動部の合宿などでの救急医療にも対応します!
往診救急は山中や人里離れた地域においても対応します。
山奥で開催されるトレイルランニングレースで万が一、ハチに刺されてアナフィラキシーショックに陥ったら?細いトレイルから滑落して動けなくなったり危険なケガをしたら?或いは、持病の発作が起きたら?
山奥では救急要請をしてもヘリコプターの着陸場所がなかったり救急隊がトレイルを移動するまでにかなりの時間を要します。アナフィラキシーショックや緊張性気胸といった病気は数分の遅れで全快できる患者さんが命を落としうる、時間さえ間に合えば助かりうる危険な病気です。
「往診医 川上裕」の管理者川上は国際トレイルランニング協会(ITRA)により世界の上位7%以内に相当するトレイルランナーでもあります。
また、日本麻酔科学会認定麻酔科専門医でもある特色を活かして、トレイルを駆け上がって要救護者への迅速な対応を行います。安全な場所を確保したうえで応急処置を行い、必要に応じてそのまま高度医療機関への引継ぎを行います。
近年、初心者の方々が多くトレイルランニングの大会に参加される傾向があり、それ自体はとても素晴らしく喜ばしいことではありますが、同時にレース中や練習中の滑落事故やクマ・ハチなどの野生生物の危険に遭遇してしまう事故が増加しています。
「往診医 川上裕」は、トレイルランニングレースや人里離れた地域でのランニング大会や登山などのイベントの安心安全な大会運営に貢献させていただきたいと強く願っております。
<共通する具体的な診療内容>
具体的なサービス内容
①問診・診察の情報を元にカルテ(診療録)を作成し記録する
②必要に応じて点滴治療や応急処置を行う
③医療機関でのフォローアップが必要な場合、診療情報提供書を作成し、お渡しする
※詳細な血液検査や画像検査は現在行っておりませんので、内科的な診断の確定にまで至ることは保証しておりません。